死と生を考える 第5回
このシリーズでは4歳で旅立った息子が教えてくれたこと、死生観や人生観について考え、発信していきます。
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第5回の今日は「生きることの本質①今を生きる」について自分なりに考えます。
書いているうちに半端じゃない量になることがわかってきたので何回かに分けます。
今回は以下の本を参考にしてます。
生きるとはなんだろう
人が生きている本質を生物学的なことを考えずに問おうと思ったら、
「自分が生きている意味は何なんだろう」
「どうせ死ぬのになんで生きるんだろう」
このような問が頭によぎることでしょう。
私的には答えは簡単で、
「生きるとは楽しむこと」
だと思っています。
「楽しい」だけでいいの?
「生きるとは楽しむことだ」
え?このブログそんな浅いこと言いたいの?
「生きるとは」と多くの哲学者が考えてきて答えの出ていないことを何をそんな浅いことを。。。
そう思うことでしょう。私もそう思います(笑)
でも楽しむことを心底突き詰めている人って少なくないですか?
生きている意味とか、なんのために働いているのか、自分には使命なんかない、などそんなことを考えては落ち込み、
嫌いなことを我慢して、、、生きていくために仕方なく、、、
そうやって生活していて、人生を過ごしていって最期納得して死ねますか?
人生はそんなに長くないです。
今を生きる
よく自己啓発本などで言われる「今を生きよう」という言葉。
仏教の勉強をしていても度々出てきます。
「過去に苦しむことをやめ、未来に不安を抱くことなく、今を集中して生きる」
「未来はわからないからこそ今を一瞬一瞬大切に生きるしかない」
「今今と今という間に今ぞなく今という間に今ぞ過ぎゆく」
などなど、「今を生きる」ことを勧める文章をみなさん見たことあると思います。
私もとても大切なことだと思います。
でも具体的どう行動に落としっていったら良いのかわからない。
そう思いませんか?
私的には次のように思っています。
「今を生きる」って
— 青木佑太/YUPPY/ウルトラのパパ🎗️ (@yutaaoki3000) March 28, 2023
具体的に行動に落とし込むのってどうしたらいいか悩むけど、
日常にどれだけ好きなこと楽しいことワクワクすることを入れられるか
だけ考えればいい気がしてる
好きなこと楽しいことワクワクすることに没頭してるとき、
過去に後悔することなく、未来に不安を抱くことなく、今を生きていると思えます。
楽しいは原動力
私も一馬が教えてくれた信念や使命を持って色々な活動をしていますが、それも楽しいからやっていることです。
「よくやるね」、「続けて偉いね」
など声をかけてくださいますが、楽しいから続いているんだと思います。
楽しいという気持ちがとても大きな原動力になっている実感があります。
このブログを書いたり、スタンドFMでお話したりも楽しいから続いています。
そうは言っても働かないとでしょ?
じゃあ、働かなくていいの?老後のことは?
未来のこども達のために残してあげることを考えなくていいの?
「人生は楽しむことだ」というとそう考えがちですが、私は割り切りは必要だと思っています。
「好きを仕事に」という考え方も流行りましたが、それでは解決しません。
すべての人がそういう行動をしたときに社会がどうなるかを考える方法がありますが(哲学者のカントがやってた考え方)、
その考え方だと、まだこの社会は耐えきれないと思います。
社会を回すためにやらなきゃならない仕事というものがすべて楽しんでできるとは思えないし、すべての人が好きを仕事にするというのはあまりにも夢物語に感じるからです。
なので、人が生きていくために、社会を作ってまわしていくために「働く」ということは2023年の今では必要だと思います。(ロボット化とベーシックインカムでこども達の未来では可能になっているかもしれませんが)
食べるために働くのではなく、働くために食べろ
中村天風さんはそう言いました。
食べていかなくてはならないから嫌々働くのではなく、バリバリ働くために食べて元気をつけろ!的なことだと捉えてます。
受動的ではなく主体的に生きろということだと思います。
例えその仕事がライフワークではなくライスワークだとしても、働くことにやりがいや楽しさを見出して働いているその瞬間その瞬間を大切にしていくことは大切なことだと思います。(アリストテレスのいうキーネーシスとエネルゲイアの話にも通じていると思います)
その上で、今の仕事はたとえライスワークと割り切ったとしても、日常の中に好き楽しいワクワクをたくさん取り入れていくことを全力でやれば今を生きることに近づくのではないでしょうか。
これが最強!
「自分が楽しくて好きでやっていることが結果として人の役に立っていることが最強」
好きを突き詰めていけばそれが人の役に立つことにつながることがあると思います。
そうなったらそれは使命感を持ってやっていけることになります。
これは次の「生きる事の本質②使命」にて考えていきたいと思います。
まとめ
今後も死と生を考えて発信していきます
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