死と生を考える 第3回
このシリーズでは一馬が教えてくれたこと、死生観や人生観について考え、発信していきます。
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第3回の今日は「大丈夫、結局最後はうまくいく」について考えます。
イージーモードって楽しいの?
ゲームはいつもハードモードを楽しむ私です。
課金ゲームももちろん無課金。課金は甘え。
ゲームはかんたんだとつまらない。難しいから挑戦したくなるし面白いのです。
それは人生も一緒です。
今感じてる辛い経験はすべて人生を面白くするため
人生すべて順風満帆だとして、そのドラマってみたいですか?
困難があるから面白くなるのです。
今、あなたが感じているその辛さ、困難さ、すべて人生を面白くするためにあります。
息子の死さえ今は今を生きる原動力に
私の息子が病気を治そうと頑張っていたとき、余命宣告されてからはずっと付き添っていました。
どんな治療を試しても効かない。
その当時の先生との面談ほど苦しいものはなかったです。
「効きませんでした」「もう他に治療法はありません」
涙を流しきるまで息子のいる病室には戻れず、廊下の端で夫婦で肩を抱いて泣きました。
そんな家族たくさん見てきました。
どうしても涙が止まらず、バギーでお散歩しながら息子の後ろでひたすら涙を流していたこともありました。
治療を諦め、自宅に帰って息子のしたいこと、息子が楽に過ごせることを優先しました。
それでも完全に息子の死を受け入れることができず、息子が寝てからどれだけの涙を流したかわかりません。
自分の命と引換えに息子の命を1日でも長くしてほしいと神社でお願いを毎日のようにしました。
そんな経験も今は今を生きる原動力になっています。
付き添い中の経験から付き添い入院しているパパママの過酷さを知り、栄養のサポートがしたいとキッチンカーをはじめました。
付き添い中、息子の下の妹をかまってあげられず、相当なストレスを抱えていたことを知り、病気の子のきょうだいさんがめいいっぱい遊べる遊び場を作りました。
息子が身を持って考えさせるきっかけをくれた死生観。そのおかげで今の自分があると思い、死生観を考えるお話会の企画、ラジオ番組等のSNSをはじめました。
我が子の死という人生で最も辛い出来事と言っていいこのことでさえそう思えるのだから間違いありません。
めんどくさいこと、大変なこともすべて人生を面白くするため
「大事なことはだいたいめんどくさい。」
いつも映画を作るときにめんどくさいを連呼している宮崎駿監督の言葉です。
めんどくさいこと、大変なことたくさんあると思います。
そのめんどくささ、大変さがないとあんなに素晴らしい映画は出来上がらないのです。
あなたが今感じているめんどくさいはとても愛おしいものが生まれる前のつわりみたいなものです。
辛いことは辛いこととして存分に味わう
その今の辛さはあなたのこれからの大事な大事な糧になるのです。
経験は宝です。
辛ければ辛いほど、大変であれば大変であるほど、困難であれば困難であるほど、面倒であれば面倒であるほど、大切な経験となり、これからの活動の原動力になります。
だから、今感じているその辛さは存分に味わうべきです。
辛ければ辛いと言い、めんどくさければ宮崎駿監督のようにめんどくさいと言い、今の現状を存分に味わってください。
それでこそ、その辛さの意味があります。
あなたにしかできないことがあります
その辛さを経験したあなたしかできないことがあります。
その味わった辛さを糧にそれを活かす方向に考えていくのです。
そうすれば、必ずその経験が役に立ち、あなたにしかできない価値へと変わることでしょう。
大丈夫、結局最後はうまくいく。
それがこどもを亡くすほど辛いことでも。
あなたが死ぬとき、納得して死ねればその過程に何があろうとすべてオッケーです。
お互い納得して死ねるように今を全力で生き切りましょうね。
今後も死と生を考えて発信していきます
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