井上まゆみさんはまさに愛の人でした。
開始3分。会場はすでに涙。
「死生観は誰かに押し付けられるものではないです。この3時間、私の死生観を話します」
そう始まったお話会はまゆみさんの愛のあふれる熱のこもった声で力強くも優しく心の奥底まで響いて来ました。
こども病院での看護師としての体験、お父さんとの死別、自宅での自然出産、親友との死別、ホメオパシーとの出会い、いろいろな体験談とともに、まゆみさんの死生観について話されていきました。
妻は息子のことを思い出し、心が揺さぶられすぎて、終わったあとも手の震えが止まらない状態でした。
でもそれは辛い思いでとして思い出されたわけではないことは妻の表情を見ていれば明らかで、お昼休憩中に「たくさん思い出すことができました。ありがとうございました。」とまゆみさんにお礼を言っていました。
お昼休憩中も妻と私はまゆみさんの前の席でずっとお話をさせていただきました。
優しい表情で私達の話すことをじっくりと聞いてくれて本当に癒やされ、気付いたら午後のワーク開始3分前まで話し込んでいました。
午後のワークは死の過程を体験するワークとなっていて、最中はとてもしんどいものでしたが、終わってみると、今こんなにも恵まれていること、これからめいっぱい生きていくための活力が湧き出るものになっていて、晴れ晴れした気持ちになっていました。
これまでの人生を全肯定でき、感謝できました。
そして、この人生を生き切ろうとはっきりと誓えました。
2日目午前中は放射能のお話で、運営のために全てを聞くことができなかったのは残念でしたが、それはまた次の機会に必ず聞きに行こうと思います。
それよりも、まゆみさんの想いとそれを受け取った同じ主催の金子詩乃ちゃんの想いと行動と涙。
それを感じ取れたことが一緒に運営できた心からの喜びとなりました。
まゆみさんが行っている福島原発事故後の保養活動「いのちキラキラ希望の風フェスタ」にはどんな形になるかわかりませんが、絶対参加したいと思いました。
現地のこども達のために自分にもできることを探したいと思います。
お話会2日間、しのちゃんからの提案でお昼ごはんドネーションをしました。800円のランチプレートの利益のすべてを保養費用として寄付します。3万円を超える金額が集まったとのことでした。
しのちゃん、ゆうこさん調理本当にお疲れさまでした。
午後は星野潤さんによる塩糀ワークショップも最高でした。
塩糀を作りながら、アレンジ塩糀を作りながら、潤さんの話す発酵豆知識がとても楽しく、潤さんのことが大好きになりました。
さっそく帰ってから「玉ねぎ塩糀」と「トマト塩糀」をサラダにかけてドレッシングとして楽しみました。おいしかった!
また、2日目終日こども達を楽しく遊ばせてくれた「ぼくこくぼ」さん。
めちゃくちゃ楽しそうにこども達が遊んでいるのを見てたまらず私も少し遊ばせていただきました。
工作をいくつか教えていただき、私も遊び場でやりたいと思いました。こくぼさんに弟子入りしたい!
最幸の二日間でした。最幸のGW10日間を締めくくることができました。
心に刺さった数々のことを具体的に載せていきたいのを我慢し感想を終わりにしたいと思います。
みなさん、まゆみさんのお話会、迷っているならぜひ行ってみてください!
そして、10月の28日29日土日、風フェスにてお会いしましょう!
最後に
井上まゆみさん、星野潤さん、こくぼさん、事務局みえちゃん、共同主催のしのちゃん、ゆうこさん、そして来てくださった皆さん、本当にありがとうございました。つながれて最高に幸せです!
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