2020.8.13〜16
カズマが旅立って10ヶ月。半年のときにも感じましたが、早いようで、カズマがいない生活がずっと続いているような感覚になっています。
楽しいときも辛いときもいつも「寂しさ」が一緒にあります。
ユリナの可愛い仕草の中にもカズマを感じ、姪っ子ちゃんたちと楽しくじゃれあっている時もカズマがいないことを感じ、ふとした時に「寂しさ」を感じて過ごしています。
これは天使ママ・パパがその後の人生に渡って感じる宿命なのかなと思っています。
遺族会での話を思い出しても、十何年と経っていても喪失感を感じているように思いました。当前だと思います。
エリック・クラプトンも息子に捧げた歌「Tears in Heaven」を10年歌い、やっと喪失感が消えたと話しています。
喪失感がなくなるときがくるのか、今の自分では想像できません。
新盆に入り、お家にお迎えしカズマと一緒に4日間過ごしました。
写真多めで記録を残します。
この2枚を見比べてやっぱり寂しくなります。上の写真のユリナの横にカズマが居ないことに寂しさを感じてしまいます。
写真には映らないけど、多分花火に怖がっているユリナの横で寄り添ってくれたのだと思います。優しいお兄ちゃんなので。
いとこ達は自然にカズマが好きだった遊びをしていました。「これカズマが好きだったよね」と話しながら。ずっと一緒に生きていってくれると思うと嬉しいです。
今日、カズマとご先祖様を送り出す前に父がお経をあげました。つっかえながらの拙いお経でしたが、拙いながらも一生懸命唱える父の背中を見ながら、なぜか泣けてきました。
なぜか分かりませんが、カズマを送り出す寂しさと、表情には出さないけど父も寂しいのだと思い涙が出たのかもしれません。
妻と昔を振り返りながらカズマの写真を見ましたが、妻は1枚目からもう泣いていました。
まだまだ当分寂しさに慣れることはないと思いますが、これからもカズマと一緒に私達家族は前を向いて生きていきます。
「寂しい」ということは解決できることではないですが、寂しさと一緒に前向きに生きていくことはできます。
立派に生きたカズマにパパも頑張っていることを見てもらうためにも、「闘病中のお子さんとパパママを助けたい」という信念をもとに、自分のできることを1つずつやっていきたいと思います。
今回の記事はしんみりとしたものになってしまい申し訳ございませんでした。
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