命の大切さを伝える旅:東日本大震災の被災地を訪れて

日記

先日、子どもたち48人と一緒に岩手県・宮城県の被災地を訪れるツアーに行ってきました。

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この旅の目的は、東日本大震災の記憶を次の世代に伝え、命の大切さを改めて考えること。被災地の復興の様子を肌で感じながら、子どもたちと多くのことを学び、分かち合うことができました。

旅のハイライト

今回の旅では、子どもたちが様々な体験をしました。

  • 1日目:震災の歴史を学びました。奇跡の一本松東日本大震災津波伝承館を訪れ、津波の恐ろしさや、命を守るための教訓を学びました。
  • 2日目:気仙沼の市場での自由行動やクルーザー体験を楽しみました。地元の漁業関連施設も見学し、水産業の現状についても学びました。
  • 3日目:海を満喫しました。磯遊び、海水浴、海釣りを楽しみ、夜はみんなで野外炊事とキャンプファイヤーで盛り上がりました。
  • 4日目:市場でのお土産選びや地元の海の幸を堪能し、帰路につきました。

大きな怪我や病気もなく、全員で笑顔で旅を終えられたことが本当にうれしいです。


「命の大切さ」を再認識した映画

旅の思い出はたくさんありますが、僕が最も心に残ったのは**「命の大切さを繋いでいく」**というメッセージでした。

これは、行き帰りのバスで子どもたちと観た2本の映画からも強く感じたことです。

  • 行き:『クレヨンしんちゃん オトナ帝国の逆襲』 未来を捨てた大人たちに対し、「おら、おとなになりたい!」と叫んで現実を取り戻そうとするしんちゃんの姿に胸を打たれました。
  • 帰り:『すずめの戸締まり』 主人公が、幼い頃に東日本大震災で母を亡くしたことを思い出し、瓦礫の山を必死に探すシーンが心に残りました。

「大人になりたい」と願っていたにもかかわらず、震災で命を絶たれてしまった子どもたちがいます。また、大好きだった家族と永遠の別れを経験した人たちがいます。

そして、僕の息子のように、病気で短い人生を終える子どもたちもいます。


生きている今を、めいっぱい楽しんでほしい

「今、ここに生きているみんなは、震災にも病気にもあっていない。だから、大人になりたいと思っていてもなれなかった子たちの分まで、自分の人生をめいっぱい楽しんで生きてね。」

帰りのバスで子どもたちにそう伝えると、たくさんの子がうなずいてくれました。その素直な反応に、とてもうれしい気持ちになりました。

東日本大震災の伝承館や戦争の歴史館が伝えたいこと、そして僕が自分の講演会で伝えたいことは、**「命の大切さ」**です。

生きている人が人生を謳歌することは、亡くなった命にとって一番の供養になるのではないかと、この旅を通して改めて実感しました。


スカイランタンイベントのお知らせ

先日はお盆を迎え、息子の一馬とご先祖様を迎えました。お盆もまた、命を繋いでくれたご先祖様に感謝する時間ですね。

さて、今年11月1日に**「お空にいる大切な人へ手紙を送るスカイランタンイベント」**を企画しています。

伊香保にある法水寺という台湾のお寺をお借りして、手紙をお焚き上げしていただく予定です。

  • 参加申込は9月から開始となります。
  • 当日、伊香保温泉は繁忙期が予想されますので、県外からお越しの方は早めの宿泊予約をおすすめします。

大切な人への想いを空へ届ける特別な時間。ご興味のある方は、ぜひ予定を空けておいてくださいね。

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