「2歳以上にマスク推奨」というニュースが出ましたね。
これを踏まえてさすがにこの流れは子どもにとってデメリットが大きいのではないかと思い、この記事を書こうと思いました。
マスク・手指消毒について
まず、前提として、子どものマスク、手指消毒に大きなデメリット・リスクはないと思っている人が多いのではないかと不安になっています。ニュース記事の内容とか見てもマスク着用の反対意見で挙げられている多くは「子どもは言うこと聞かないから着けていられないのでは」という観点で語られていることが多く、そこじゃないんだよなと思います。
マスク・手指消毒は子どもの成長発達を阻害しているんです。
多くの方が大きなデメリットがないと思っているのでマスク・手指消毒をしていない人をみると「マスク・手指消毒をさぼっている」と映ってしまうのではないかなと。
なので思い当たるマスク・手指消毒のデメリット・リスクをあげたいと思います。
デメリット・リスク
身体機能
・長期間のマスク使用における摂取酸素量の低下から脳の発達低下の懸念
→成長期にこれは恐ろしいですよね。苦しいのでしょう。良くマスクから鼻を出してる子ども多くみます。
仕事柄、よく患者さんの酸素飽和度を図りますが、マスク着用したことで確実にマスク定着前と比べて酸素飽和度は減っています。
・マスクをつけての運動は呼吸や放熱の観点から熱中症の危険
→昨年夏にマスクを着けて体育の授業を受けて小学生が亡くなりました。同調圧力を受けて苦しくてもマスクが外せなかったのでしょう。本当に悲しい話です。
・口呼吸になりやすく、口が乾き、口腔内環境の悪化
→口腔内細菌が増えることは虫歯が増えるだけではなく、体中の健康を阻害します。口腔内細菌は全身に広がります。参考文献
・手荒れ、怪我している部分や粘膜への影響
→手指消毒で手が荒れることはよく見られます。また手に傷があったりするときにはアルコール消毒液は使えません。目や鼻、口などの粘膜付近にも禁忌です。子どもは知らずに消毒液がついた手を鼻や口へ運んでしまうリスクがあります。噴霧型のポットで噴霧されたアルコール液を吸い込んでしまうことも。
対人関係
・マスクで相手の表情が分からないために、相手の気持ちが汲み取れない。
→コミュニケーション能力の発達の遅れが懸念されます。また、この行動はやっていいのかだめなのかの判断ができず、適切な行動修正ができないということも考えられます。
・マスク食、黙食などで交流機会の低下
→食事は楽しく摂ることが大切ですが、今の小学校では全員前を向いて話をせずにマスクをずらしながら食べているとのこと。コミュニケーションをとる機会が減ってしまっています。
免疫力の低下
・長期目線での免疫力低下
→マスクや手指消毒をしていたらウイルスが体に入る機会が減るので一見良さそうですが、免疫とは記憶です。ウイルス感染を繰り返すことで免疫力はついていきます。その機会を減らすことになっています。
昔から「重症化しない子どものうちにおたふくかぜになっておこう」ということがありましたよね。ワクチンがない頃はおたふくかぜになったお家へかぜをもらいに泊まりに行くということが普通にありました。
これは、子どものうちは基礎疾患を持っていることがまず少ないことと、ウイルスの出入りをする受容体が気道粘膜に少ないということが重症化しない理由になっています。
ウイルスの量とその時の体の状態が大事なわけです。大人も普段の食生活や運動習慣等で体の状態を良くしておいて、適切な量のウイルスを受け入れることが免疫力を強くするためには大事です。
脱線しますが、基礎疾患のない健康な医師がコロナで亡くなるケースというのは、多忙により体の免疫力が下がっている状態で重症化した患者からの大量のウイルス量を浴びてしまうことで起こりえます。これは今回の新型コロナウイルスに限ったことではありません。
「ウイルスは体の中へ入れたほうが良いなら手洗いは全くしなくていいの?」という疑問も上の通り、ウイルス量と体の状態の観点から、過度な一日に何度もやるような手指消毒は害ですが、適切な量の手洗いは必要ですし、家族に免疫力の低い人がいる場合やちょっと体の調子が良くないなと言う時などはしっかりめに手洗いすることは大事だと思います。
これらのデメリットは実証されているの?
ここで挙げたデメリットは憶測も含んでいます。根拠を示せるわけではありません。
ただ、マスク着用・手指消毒によってどの程度これらのリスクがあるのかは誰にも分かりません。
これだけのマスク着用の大規模調査は今までされたことはありませんので。
今はかなり異常な状態なのです。これから数年後にその結果が数字になって現れて来ると思いますが、それでは遅いと思って行動している人がいるということです。私もその一人です。
新型コロナウイルス、特に今はオミクロン株ですが、その流行がマスクと手指消毒である程度防げているとして、その効果と子どもたちへの影響とどちらを重要視するかということかと思いますので、それぞれの価値観で良いと思います。
オミクロン株はどの程度驚異でしょうか?
武漢型と比べて毒性はどうなりましたか?
以前の重症化率と致死率と比べて現在はどうでしょうか?
これらを考慮してもなお、リスク承知でマスクと手指消毒が必要と思えるなら子どもたちにするように伝えたら良いと思います。
ただ、メディアに踊らされて自分で考えることをやめてしまうのは後々自分でその行動を選択してきた自覚がないわけで、責任を取ることができないので、やめたほうが良いなと思います。自分の子どものことであれば尚更人のせいに私はしたくありません。
保育士さんからご意見をいただきました
現場の保育士さんからも生の声として私に寄せられたものを紹介します。
保育士もマスクを着用してから、表情や口の動きがわからず困っている子ども達がたくさん増えてきました!そして子ども達もマスク着用となったら、余計友達との心の距離感だったり関わり方だったりがわからなくなる子が増えてくると思います。 またマスクで覆われていることで呼吸が浅くなったり、脱水症状につながる等につながりやすくなり非常に危険です!そして、私達も顔色等で子ども達の健康状態の把握がしづらく、これから本当に子ども達の心身の健康と安全を守れるのだろうかと本当に心配しています…。 ・難聴や補聴器をつけている子は保育士がマスクをつけていることで、口の動きが見えません。言葉を獲得しづらく、コミュニケーションが取りづらくなっています。身振り手振りや絵で示したりしていますが、やはり口が見えないと難しい場面もあります。 ・上記のことは言葉を獲得する0.1.2歳児にも当てはまると思います。特に新入園児はマスクのつけた大人を不安がり、前に比べて慣れるのに時間がかかることも増えてきました。 ・発達障害の子もです。表情が見えないことで、相手が怒ってる笑っているの認知が難しいです。いい行動をして褒めても反応が薄くなっているように感じます。そんな時は「今の良かったよ!」と褒めてからマスクのずらしてにっこり笑ってる所を見せています(笑)ルール違反ですが💦 ・製作で顔を描くときや福笑い等顔を作る遊びをしていて、口や鼻の場所がわからない子がちらほら出てきました。また、目だけしか描かない子も出てきました。これは発達上とても心配です。繰り返し遊びや手遊びの中で顔のパーツを伝えていこうと思っています。 子ども達が一日最大12時間を過ごす保育園で、一番親族以外の身近な大人は保育士だけです。身近な大人がマスクをしているだけで、いろんな成長を阻害しているように感じて辛い思いをしている上に、子ども達までマスク着用となったら本当に恐ろしい事態を招きかねません。 私がここ2年間の間、マスク生活で感じている心配ごとです。ちなみに昨年は1歳児、今年度は持ち上って2歳児を担任しています。 あと、アルコール消毒液の補足ですが、子ども達の免疫も心配なのですが、安全性も心配しています。なぜかと言うと、アメリカではアルコール消毒液で失明する子も増えているそうです。アルコール消毒液ってだいたい子ども達の目線より上ですよね?そんな所で噴霧されたら確実に目に入ります。日本のアルコール消毒液は安全とは言え、Amazon等の購入先で本当にその成分が入っているのか、また手指につけてはいけない物も入っている消毒液だってあります。正直本当にその中身かもわかりません。だから怖いんです!(一部省略)
このような生の声をいただくと、現場では子どもたちの変化を感じ取っており、本当にマスクや手指消毒の必要性をしっかりとそれぞれみんなが考えていくことが必要だと思います。
子どものマスク本当に必要ですか?
上のニュースの通り2歳以上はマスク推奨となると、それがまた新たな同調圧力を生み出していきます。
マスクは本当に必要なのかを考え直し、必要ないと思ったら勇気を持って率先してやめていく必要があると思います。そういう人が増えていかないといつまでも同調圧力に屈し、子どもたちが害を被ることになりかねません。
子どものマスク
本当に必要ですか?
本当に子ども本人のためですか?大人の都合じゃないですか?
公園に行けば子どもたちの多くはマスクをして走り回ってます。
ところ構わずアルコール液が置いてあって子どもたちも当たり前に手指消毒してます。
免疫力が育たず、将来、それこそ風邪で簡単に重症化する体になるのではないでしょうか。
ワクチン接種について
マスクと手指消毒のみで記事を書こうと思っていましたが、5歳から11歳のワクチン接種も3月から始まります(↓のニュース参照)ので、そちらについても触れておきます。
データが、数字が考える元になります
今回のワクチンについては関心が深い人も多いと思いますので、色々と調べているという人も多いと思います。特に我が子が受けるとなるとたくさん調べますよね。
今回のワクチンはmRNAワクチンという世界で初めて使われたワクチンです。
このワクチンは本来であれば5年から10年ほど研究をしてから世に出るワクチンをコロナに効果があるということで前倒しで出されたワクチンです。
そのため、厚労省のホームページでも臨床試験の一部がまだ継続中であると認めています。
ワクチンの副反応は打ったあとの時間の経過をみないとわからない部分が多いため臨床試験を継続する必要があります(本来ならばそれを踏まえて10年臨床試験を行ってから世に出るはずですが、それを飛び越えているというわけです)。
つまり、長期的にはどのような副反応が出てくるのかはまだはっきりしませんが、短期的にはどのような副反応が出ているのか、またその数などもすでに大規模実施されているのでデータが上がっています。特に10代の子どもたちも前回のワクチン接種で受けた子たちが多くいるのでそのデータは参考になると思います。
子どもがワクチン接種するにあたり、大事なのはウイルスによる身体への影響とコロナワクチンの副反応(短期的なものしかわからないですが)による影響を比べることです。
とは言っても一般の方が表を見て統計し直すのは大変なのでまとめてある動画などを参考にされると良いのではないでしょうか。
例えば下の動画は東海地方のテレビ局の番組で、で地元企業の出資で運営されているためスポンサーや政府からの圧力がかかっていない番組です。
この厚労省が出している客観的なデータを見て、どう思いますか?
このデータにプラスして長期的にはどんな副反応があるかはまだ臨床試験中であることも考慮して、その後は各々が判断することだと思います。
子どもがワクチンを受けることによってメリットがあるのは誰でしょう
これまで10代の子どもたちがワクチン接種をした理由は?
ワクチンを受ける本人のためにではなく、周りの人のために打つという理由で打つ人がいらっしゃいます。
ワクチン1回目の時からよく言われていました。
この考え方は日本人に良くあっていると思われ、世界でも有数の接種率が高い国になりました。
これまでも10代、20代の若者は重症化率は低く、死亡者もほとんどいませんでしたので、それでも前回の1回目2回目のワクチン接種を受けた子どもたちがたくさんいるのは、「周りの人のため」だったのではと思います。
ただ、テレビをはじめ、新聞などの大手メディアでは如何にワクチン接種者を増やすかという報じ方をしてきましたし、副反応に対しての情報も少なかったですので、副反応などをあまり考えずに摂取した人も多かったかもしれませんね。厚労省のワクチンの説明書にはしっかりとリスクは書かれていましたが、そこまで読んだ方はどのくらい居たのでしょうか。
一緒に暮らす家族に極端に免疫力の低い人がいるという場合なら摂取することもあると思いますが、「みんなが受けているから。受けないと嫌な目で見られるから。親に言われたから。」などの理由で受けている子も少なからず居たのではないかと思います。
これからの子どもたちがワクチン接種をする理由は?
現在も大手メディアはワクチン接種こそがコロナ禍を収める術として報道しているところが多いですが、子どもへのワクチン接種については疑問を呈する報道も見られるようになってきました。
上の動画の通り、デメリットが明確になってきたことと、オミクロン株の毒性の低さ(感染力は高いですが毒性は低い)も明白になってきたからでしょうか。
ほとんどの場合無症状か軽症の風邪ウイルスを防ぐために、短期的には多くの副反応のリスクがあり、長期的にはまだわからないワクチンを受けることが果たして、「周りの人のため」だとしても子どもにとって適切かどうかはしっかりと考えるべきだと思います。特に今回は5歳以上で受けられるようになります。子どもがしっかりと理解することは難しい年代ですので親御さんの考え方がより反映されると思います。
家族が高リスク群
きょうだいが白血病などの闘病中で免疫力が低いなどであった場合、子どもに打たせたいという親御さんはいらっしゃると思います。私もカズマが闘病中は感染に本当に気をつけていたので気持ちお察しします。このコロナ禍での気苦労は相当なものだと想像しています。(ここまで読んでいて気分を害してしまっているかもしれません。申し訳ございません。)
だとしても、お子さんのワクチン接種を決定する前に少しでも情報を知っていただけたらと思いました。
この新型コロナウイルスというのは一時的なものであることも考慮してほしいです。
ウイルスというのは感染力は強く、毒性は弱く変異していき、最終的には季節性のものと変わりなくなっていきます。過去の流行性ウイルスはみなそのような経過を辿っています。それがウイルスの生存戦略だからです。毒性が強くなったら宿主が死んでしまい絶えてしまうので、基本的には毒性が強くなることはないのです。
また、1回目2回めのワクチン接種で分かったとおり、ワクチンで防げる効果も限定的です。
みんなでマスクをしてワクチン接種8割近くても集団免疫を獲得できず(本当にワクチンがメーカー発表の通り95%感染を防ぐならおかしい話ですが、この数字にはからくりがあります)、現状のように蔓延を防ぐことはできません。
それも踏まえてお子さんにワクチン接種をするか考えてほしいなと思います。
それでもやっぱり、ワクチンを受けさせたいという場合には、難しいかもしれませんができるだけ子どもにわかるように説明した上で子どもの理解を得るという作業は必要だと思います。カズマが入院していたがんセンターでも6歳以上(5歳はボーダーで子どもによる)であれば子どもへちゃんと治療の説明をしているとのことでした。
ワクチンの前にできること
ワクチンに頼らずに、まずは免疫力を上げるために日々体調管理をしていくことが大切だと私は思っています。
私は今回のコロナ禍をきっかけに、医療には頼れないと思い、健康的な生活を始めました。筋トレや散歩などの運動や、免疫力を高める食べ物など、たくさん本も読んで勉強しました。肥満はリスクファクターですので、体重も8kg落としました。今はすこぶる健康です。
それでも5歳以上のお子さんでワクチンを打つ人がいるでしょう
このような情報を知らない親御さんはメディアが伝える情報からオミクロン株はまだ死に至る恐ろしい病と考えており、子どものためにも打たせたいと思っているかもしれません。
このような情報は、そのような親御さんに向けて発信していくべきだと思います。
あるお母さんの発信で下のようなポストカードが配られています。
下のリンクから「論より根拠」のページへ飛べますので見てみてくださいね。(上に載せた動画もこちらで教えていただきました)
このポストカードを私も複数枚いただきましたので、ほしいという方はほしい部数を教えていただければお送りいたします。ぜひ周りのパパママに渡していただき、より理解された形でワクチン接種に望んでいただければと思います。
多くのパパママがしっかりと根拠を持って子どもへのワクチン接種について判断していただけたらなと思っています。
最後に北海道の有志医師会の動画を載せて終わりたいと思います。
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