こどもたちの夏休みの思い出作りにこどもたち主体の夏祭りを企画しました!
その名も「こども夏祭り」。
こどもたちが屋台を企画・運営・終始計算、そしておこづかいGETまでやってもらい、お店を楽しんでもらいつつ、お金の流れも楽しく学んでもらいたいなと思っています。
概要と趣旨、申込み方法などを以下にお知らせします。
概要
【日時】8月12日土曜日 10時から15時
(出店準備8時30分から可能)
13時より絵本の読み聞かせ、13時30分よりマジックショーがあります。
【参加費(出店料)】無料
【出店者年齢】小学生1年生〜中学生3年生
※高校生はボランティアとしてお手伝い参加OK
※未就学児はパパママと一緒にどこかのお店にお手伝い参加OK
趣旨
こどもが店主。大人は参謀長。
このお祭り企画の主題は何と言っても「こどもたちの体験学習」です。
今回の主体はこどもたち。なので店長はこどもたちです。
当日は「〇〇てんちょー」と呼びましょう笑
こどもが複数の場合は店長いっぱいでも良いですね笑
でもこどもたちだけでは考えが不十分なところも出てくると思います。
失敗も目的のひとつなので完璧を求める必要はありませんが、大人のサポートが必要になってくる場面もあると思います。
そんなときもできるだけ「こどもたちが決める」というのを大事にしてもらってヒントを出すだけにとどめてもらえれば幸いです。
お子さんの年齢に合わせて次のようにヒントを出してみてください。
「どうしたらお客さんが喜んでくれるんだろう」
「どうしたらお客さんが来てくれるのかなあ」
「どうしたら売上が上がるんだろう」
一緒に考えるような感じで独り言のように自分に向かって言うのが一番押し付け感が無くていいのではないかと思います。
「いつまでに何を用意する」という計画を立てるのが難しかったりしますので、そのあたりは促しが必要ですよね。
最終的に、こどもが「自分(たち)だけでお店ができた!」と思えるような形になれば最高ですね!
出店はチームで
こどもたちで助け合って何かを成し遂げられると素晴らしい成功体験になると思います。
チームプレイも学べますよね!
特に異年齢チームは大きい子も小さい子もとても勉強になると思います。
チーム内で衝突があってもそれも勉強のチャンス。
口を出したくなるところもあると思いますが、大人の交通整理をなるべくがまんできるとさらに学びになるのではと思います。
売上はおこづかいに
経費を抜いた利益はこどもたちのおこづかいにしていただけたら幸いです。
企画の段階から意識してもらうようにしてもらいたいと思います。
きっと学びの量が違います。
「人に喜んでもらうにはどうしたらいいか」に繋がっていくと思います。
失敗こそ成長の糧
きっとたくさんの失敗があると思います。
挑戦して失敗して学んでの繰り返しで成長するんだと思います。
ぜひ挑戦して失敗してください!
そこから学べればそれはむしろそれは大成功!
失敗で終わりにしないように促すところが大人のサポートの本領発揮するべきところかも知れません。
自分たち運営陣もきっといっぱい失敗すると思います!大目に見てください!笑
しっかり次回に活かします!
「楽しい」が一番大事!おとなも楽しむ!
色々とこのイベントへの想いを書きましたが、とにかく楽しくできれば大成功だと思っています!
おとなもお客さんとして、スタッフとして夏祭りを楽しみましょう!
楽しんでるおとなを見せつけましょう!
運営陣もめちゃくちゃ楽しみます!こどもたちのお店楽しみ!!
こどもへの問いかけ方
利益がおこづかいになる
はじめに伝えてほしいことは「売れてもらったお金がおこづかいになるんだよ!すごいね!」というところです。
日本人はお金を稼ぐことを下品なことと思っている人が多いようですが、お金を稼ぐというのは本来とても尊いことだと思います。
人に喜んでもらった「もの・こと」がわかりやすい「お金」という数字として現れてきます。
どうしたら売上がたくさんあがるのかを考え、どうしたら人に喜んでもらえるかまで繋がってもらえたら嬉しいなと思います。
その過程で足し算、引き算、掛け算、割り算を勉強することがなぜ必要なのかが腑に落ちる体験にもなると思います。
売るもの・やること
「なんのお店をやりたい?そしてどんなお店があったら売れると思う?」
直感ですぐに思いつく子が多いかも知れませんが、思いつかない子もいると思います。
思いつかない子には「お祭りといえば?」とか「自分だったらどんなお店に行きたい?」などいろんな聴き方をしてみてください。
それでも思いつかない場合は、以下を参考にしてみてください。
9日の会議でこどもたちから挙がったものをご紹介しますね。
お祭りといえば・・・
・射的・スーパーボールすくい・金魚すくい・めがねやさん・くじ・りんごあめ・フルーツ飴・かき氷・浴衣・ビール・はた・うんち・ゴリラ・たいこ・わたあめ・懐中電灯・みみず・胃袋・靴下・女・水鉄砲・殺人鬼・水遊び・クレーンゲーム・花火・海・おしり・ショー・ドッジボール・シーリングワックス・駄菓子・おしゃれ・おもちゃ
お店が決まったら、実際どんなものを売るのかを考えてもらってください。
オリジナリティが出るところだと思います。
おとなからみたら「それはお店にならないだろう」とか「だれも買わないんじゃないか」と思うところは有ると思いますが、できるだけこどもが思いついた原型のままやってみるほうが学びにつながるのではないかなと思います。
必要なもの
内容が決まったら必要なものも挙げてもらってください。
なるべく自分たちで思いつくようにうまく誘導をお願い致します。
忘れやすい点として、おつり、看板、メニュー表などもご用意くださいね。
こちらからお貸しできるものは
電気、水道、タープはお貸しできます。
その他の机や椅子などのご用意もお願い致します。
値段
売るときの値段をいくらにするかもこどもたちに決めてもらってください。
「これは普通かな?どう思う?」とか聴かれたら思うままを答えたら良いと思います。
売上−経費=自分たちのお金
更にそれをこどもたちチームの人数で割ると自分のお金
これを意識してもらうように促しながら値段設定をしてもらうと良いかなと思います。
「10円のガムを買ってきて12円で売ると2円が自分たちのお金になるけど、それって嬉しい?」
私はみたいな感じで説明をしました。
目標金額を聴いておくのも良いかも知れません。
2000円のお小遣いを目指すとすると、
4人チームなら8000円の利益が必要(掛け算)
値段を100円+経費だと80個売る必要がある(割り算)
1つあたりに経費が50円かかるなら値段は150円
150円で80個売れるのか。250円なら40個。
ここまで来ると想像できることが多くなってきて、「やっぱり〇〇屋さんじゃなくて△△屋さんにする!」となるかも知れません。
実際のお店へ情報収集に行く
今回の体験学習は「お金を稼ぐ」ということなので、職業としての体験がメインではありませんが
職業体験としてもとっても学びになると思うのは、
「実際に営業しているお店に行ってどうやって売上を上げているのかを聴く」
ということをすると、その職業のことも知れるし、自分たちのお店で売上を上げる方法もわかるというとても素晴らしい学びにつながると思います。
ご理解をよろしくお願いいたします。
今回はあくまでも「こどもの体験学習の場」ということがメインです。
公共の場をお借りしており、決して収益事業を行うわけではありません。
昼あそび会側がお弁当や焼きそば、飲み物などを販売しますが、原価を割って販売します(赤字のため収益なし)。お祭りとして盛り上げたいことと、こども食堂としてのお祭りなので食べ物も低価格にて提供したいためです(いつものこども食堂はお食事も無料で提供していますが今回はお祭りということでこども店の売上にも影響してきますので足並みを揃えます)。
「こどもたちが働いてお金を得る」という体験です。ご理解をよろしくお願いいたします。
こどもたちにとって素晴らしい学びの場になりますように。
世界3大投資家の一人、ジム・ロジャーズさんは「お金を儲けることで自由になりたい」という思いのもと、5歳のときから、空き缶拾いやピーナッツ売りなどの仕事を商売として始めたらしいです。
このお祭りに参加したこどもたちから第2のジム・ロジャーズが現れることを夢見て、こども夏祭りが大成功で終わりますことをここに予祝いたします!おめでとうございます!!
お申し込み方法
次の申し込みフォームよりお申し込みをお願い致します。締め切りは7月24日です。
ご不明な点、ご要望等ありましたら以下のアドレスまでメール、もしくはお電話をお願い致します。
080-5087-4544
担当青木
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